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『 麻酔の効きについて』

猛暑が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか。枚方は毎年すごく暑いですね、、、。
外出する時間も暑い時間を避けて、なるべく涼しい室内で過ごして、熱中症に気を付けていきましょう!

今回は、麻酔がなぜ効きづらい時があるのか、体質などもあるのかお話させていただきます。

まず麻酔が効きづらい理由は
①ズキズキ歯が激しく痛む
②疲れている
③麻酔が効かなくなる様なことをしてい

の主に3つに分かれます。

①については、ヒトの身体は普段は弱アルカリ性(健康なヒトの血液のpH値)です。そして局所麻酔薬はアルカリ性です。
ただヒトの身体は強い炎症があるとpHが酸性となり、麻酔薬が中和されてしまい、効きづらくなります。ですので、
なるべくズキズキと痛む前に歯科医院で行くのがオススメです!
②については、仕事が忙しい、寝不足、身体の疲れ、精神的な疲れなどでも効きづらくなることがあります。治療の前の日は不安で緊張もあるとおもいますが、十分に睡眠をとり、身体を整えてから歯科医院へ行くのが良いでしょう。
③については、特に炎症もなく、身体も疲れていないのに効きづらい方がいます。そういった方は特徴があり、
・真面目で緊張しやすい
・猫背である
・リップクリームが必要
・歯並びが混んでいる
・食生活に問題がある
いずれも、身体が、酸性化している状態にあるんです。
真面目な方は普段緊張している時が多い分、リラックスしてるいる方に比べて呼吸も浅く、口呼吸になりがちです。
口呼吸では首、頸部の緊張もあり、首がやや前傾になってしまい、猫背にも結びつきます。また、口呼吸ではお口の中が乾燥もするのでリップクリームが必要となってきます。猫背は口の中の力の加わり方が変わり、歯並びにも影響するといわれています。ですのでお鼻でしっかりと呼吸をすることが大切になってきます。また、食生活では軟らかい食事ばかりで糖質や、脂質に偏った食生活は、身体を、酸性化させてしまいます。
麻酔の効きに関係してくる事もあるので規則正しい食生活は、身体を酸性化しない為にも大切なことです。

もちろん、治療によっては強い痛みがあったり、治療後も痛みが続くこともあります。ですがなるべく不安な気持ちは緊張に繋がってしまうので麻酔の効果もあまり得られません。
もし、患者様で麻酔が効きづらいなぁと感じる方は当院のスタッフにぜひ!お伝えください!
患者様の身体の状態にあわせて治療を進めていきますので、安心して来ていただくこと、そしてしっかり睡眠をとってリラックスした状態で当院へお越しくださいね。ベストな状態で歯科治療に臨みましょう!