口腔ケア

私達は物心付いた時から、食事の後は 歯みがきをすると言われ、そう習慣付けられてきましたが、歯磨きと言うのは、口腔ケアの中の一つであり、ただただ歯の汚れを取るという単純な事ではなく、体全体の健康を維持するために必要なケアです。

特にこれからは高齢化社会になっていく上でとても重要になります。

口腔機能が低下すると、噛んで味わう事、飲み込む事といった動作をスムーズに行えなくなるため、十分な栄養を摂取出来ず、栄養不足が続くと運動機能の低下や、認知症の進行につながる可能性があります。

口腔ケアは歯磨きや口腔内の洗浄で歯周病を予防するだけでなく、誤嚥性肺炎の予防といった高齢者の身体機能の回復にもつながります。

口腔ケアには、[セルフケア]と[プロフェッショナルケア]があります。セルフケアとは歯ブラシやフロスなどをつかって自分自身で口腔内を清潔に保つ事で、一方プロフェッショナルケアは歯科医師や歯科衛生士などの専門家が口の中と全身の状態を見て、より専門的なケアとアドバイスをしてくれます。

ぜひ、プロフェッショナルケアで歯石、細菌、汚れの除去をし、口腔内の機能の維持し、楽しく食べて体だけではなく、心も健康になりませんか？

当院にはベテランの衛生士がおりますので、お気軽にお声かけ下さい。