窒息事故を防ぐために

近年、不慮の事故のうち窒息事故が交通事故を上回るようになっていることをご存知ですか？
窒息の半数近くが食品によるものだそうで、その中でもお餅が1番多く、次に米類やパン類などの順になっているそうです。
また世代別でみてみると乳幼児や高齢者に多く見られます。
乳幼児は歯が生え揃っていないことや、食べる機能が未発達であるためだと言われています。
高齢者は唾液分泌の減少、歯の喪失もあり、咀嚼や嚥下の機能が低下するからです。
また食品の温度も関係すると言われているそうです！
お餅などは食べる瞬間は柔らかいのに口にいれると固くなってくることなどありませんか？
お口の中の温度が40度程度なのでそれに合わせて固まってしまうそうです。

安全に食べるためには
まず食べやすい大きさにしてよく咀嚼する様にしましょう！
そして口の中が乾く方はお茶など水分をとりながら食べることが安全であると言われています。

食品の物性の特徴を知りながら
安全に楽しく食事が出来ることが毎日の元気に繋がるのではないでしょうか！