お箸や歯ブラシ、棒のついたキャンディーも・・・
小さなお子さんのおられるお母様方、お子さんの歯みがきは、どうされていますか?
ちょっと怖いお話になりますが、転びやすい幼い子供のあいだで、歯みがき中に歩いて転倒するなどで「歯ブラシがのどに突き刺さり、刺さったまま病院へ救急搬送される」といった事故が多発しているようです。
歯磨き中の事故の75%が歯が生えはじめ、ヨチヨチ歩きを始める年頃の1歳児、2歳児がもっとも多いようです。
その原因の多くは、
歯みがき中に歩いて転倒。
歯みがき中に物にぶつかる。
歯みがき中に椅子から転落。
だそうです。
なかなか、1、2歳児は上手にお口をあけてくれなかったり、嫌がったりで歯磨きさせてくれない難しい年齢です。かといって歯磨きしないと虫歯を作ってしまうと悩んだ結果、歯ブラシに慣れてもらうためにお子さん自身で持たせてお口に入れさせるというお母さんもたくさんおられるとは思いますが、事故防止対策としては、やはり「保護者がそばで付き添う」「歯ブラシを口に入れたまま、手に持ったまま、歩き回らせない」といったことを気をつけて頂きたいと思います。
歯を虫歯から守る事は大切ですが、歯みがきで命を落としてしまう危険性もあるという事も、日々の忙しく子育てに追われている中で少し認識していただければと思います。