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産経新聞② エナメルケアの徹底を

健康な歯を保つために(2)エナメルケアの徹底を

2014.6.16 08:26

 自然な白い歯は健康の証し。歯の白さは表面を覆うエナメル質の色に由来する。歯の黄ばみを気にする人は多いが、この黄ばみ、汚れが原因ではなく、エナメル質が削れ、下の象牙質が透けて見えているケースがあるという。

エナメル質は虫歯をはじめ、さまざまな要因でダメージを受ける。例えば、食べ物に含まれる酸でエナメル質が弱くなり、その状態で力が加わると削れてしまう。歯ぎしりや硬い歯ブラシもエナメル質の大敵。前者は「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれる症状だが、日本人の4人に1人が酸蝕歯というデータもある。象牙質の透けによる黄ばみを汚れと勘違いして、口中が酸性の状態で一生懸命に歯を磨くと、エナメル質がさらにすり減ってしまい、逆効果。注意が必要だ。

酸蝕のリスクが高いのは、酸性・アルカリ性の度合いを表すpH値が5・5未満の飲料や食品。炭酸飲料や酒のほか、果物など健康に良いとされる食品も歯のエナメル質を溶かしやすい。

酸蝕は虫歯や歯周病と並んで歯の健康を損なう要因となるうえに、失われたエナメル質は元に戻らないので予防が大切。歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化してくれるフッ素入り歯磨き粉を使い、軟らかい歯ブラシで一本一本やさしく磨くことが重要だ。また、食後すぐに水で口をゆすいだり、キシリトール入りのガムをかんで唾液を出したりするのも効果的だ。(取材協力 グラクソ・スミスクライン)