予防歯科 小児歯科

「要観察歯とは」

暖かな春の日差しが嬉しい季節となりました。
そして新学期を迎え、歯科検診も近々行われることと思います。
検診結果のお知らせに「要観察歯」という表記をご覧になったことはありますか?
要観察歯とは、むし歯の穴はあいてなくても噛み合わせの溝が茶色く見えているものや、歯の表面に白濁などがあるものなど、そのまま放置するとむし歯になる危険が高い歯、
「むし歯になりかけの歯」なのです。

むし歯になってから対処するのではなく、学校やご家庭、歯科医院で適切な指導や観察を行うことで、むし歯になりやすい環境を改善して進行を防ぐことを目的とします。
ご家庭ではブラッシングの励行やバランスの良い食事など生活習慣が大切です。
又、歯医者さんで専門的な指導を受けたり、フッ化物を応用する事ももちろん有効ですので、むし歯の発生を防いでいくために、もしも「要観察歯」の結果をもらった場合にも受診してみてくださいね。